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静止気象衛星ひまわり8号画像情報

 当センターは1997年4月よりひまわり5号(GMS-5)、ひまわり6号(MTSAT-1R)、ひまわり7号(MTSAT2)各シリーズのデータをアーカイブしてきました。2015年7月より世界最高水準のひまわり8号データをアーカイブまた動画を公開します。

ひまわりデータご利用の皆様へ

現在CEReSにて取り扱っています「ひまわり」データについてお知らせ(2015年07月17日)

 MTSAT-2 gridded data は、ウェザーニューズ社より提供して頂いている HRIT をベースに作成しています。2015年7月7日の「ひまわり8号」正式運用後、MTSAT-2 データは、原則「ひまわり8号」データを HRITに変換した形で 気象庁業務支援センター -> ウェザーニュース社 -> 千葉大と送られてきています。そのため、データファイル名としてはクイックルック画像共に "MTSAT"となっていますが、中身は「ひまわり8号」です。単純に輝度温度を見る、画像を見る分には大きな問題にはなりませんが、MTSAT-2と「ひまわり8号」では観測波長域、各バンド (各チャンネル)の応答関数が異なりますので、高度な研究目的で使用される際には系統的な違いが現れる可能性があります。また、ウェザーニューズ社の方ではアンテナ受信局も併用運用しており、ケースによってはアンテナ受信データが送られてくる可能性があります。その際に送られるデータは「ひまわり8号」ではなく、"MTSAT-2"になります。その見分け方は、各時間の“分”のタイムスタンプが

  • "20、 50(共にFD)"となっているもの:「ひまわり8号」データをHRIT化して送られたもの
  • "FDが 30分前後、NH、 SHが00分付近"のもの:アンテナ受信でMTSAT-2データが送られたもの
で見分けることが可能です。この切替時に、千葉大の gridded data 処理系を切り替える必要があるため、即時対応は難しい状況にあります。
 利用者にはご迷惑、混乱を与えることとなりますが、ご容赦下さい。「ひまわり8号」の gridded data 提供は現在準備をしている段階です。もうしばらくお待ち下さい。「ひまわり8号」からデータ提供元がウェザーニューズ社から気象庁になり直接送られていますが、気象庁と各データ公開先機関とのひまわりデータ取り扱いポリシーに基づき、以下のような運用となります。
  • リアルタイムデータ(各現在時刻から24時間[1日]の間のデータとして定義されています)
    • 研究目的で登録されたユーザのみに提供することが可能です。gridded data 公開時にアナウンスさせて頂きます。データを取得する計算機(インターネットアドレス[IP])で制限します。
  • 1日経過した後のデータ:フリーで利用可能(anonymous ftp により取得可能)です。
    • 営利目的での利用は大元の気象庁のポリシーによって禁じられています。ただし、営利目的の前段階としての研究開発用途での利用は可能です。考えておられる企業等がありましたら、ぜひ個別にご相談下さい。
データが整います間、しばし「ひまわり8号動画」をお楽しみください。

CEReS Youtube 公式チャンネルにてひまわり8号(Himawari-8)画像を配信中

CEReS Youtube 公式チャンネルにて、ひまわり8号(Himawari-8)関係の画像を配信中です。 ひまわり7号までと異なり、ひまわり8号(Himawari-8)は16バンドと増え、空間解像度・観測頻度ともに大幅に向上しました。CEReSでアーカイブ中のひまわり8号データより、災害・顕著な現象など、高解像度画像を随時配信していきます。