MTSAT
MTSAT-1R
MTSAT2の切替と再処理に伴い,全球スキャンに加え北半球・南半球
スキャンの処理を加えました.
ファイル名やディレクトリ構成を変更いたしましたので,下のページ
http://www.cr.chiba-u.jp/~database-jp/
を併せて御覧ください.
衛星に関する基礎情報
チャンネル | 中央波長 | 最小波長 | 最大波長 |
---|---|---|---|
IR1 | 10.8 | 10.3 | 11.3 |
IR2 | 12.0 | 11.5 | 12.5 |
IR3(WV) | 6.75 | 6.5 | 7.0 |
IR4 | 3.75 | 3.5 | 4.0 |
VIS | 0.725 | 0.55 | 0.90 |
(単位um)
ファイル形式
データは各チャンネルごとに1つのデータファイルと10のヘッダファイルから構成され,IRとVISでそれぞれbz2形式で圧縮されています.デー
タファイルは2バイト整数,ビッグエンディアンのバイナリ形式で,ヘッダファイルはアスキー形式で収録しています.カウント値から輝度温度への変換テーブ
ルはヘッダファイル中に記述されています.ファイル名,データ範囲およびデータ配列は以下の通りです.
ファイル名
ヘッダ:hdr_ir[1-4]_yyyymmddhhmi_0??.txt(??: 01, ..., 10)
データ:IMG_DK01IR[1-4]_yyyymmddhhmi.geoss
データ範囲
80E〜160W,60S〜60N
データ配列
チャンネル | 緯度 | 経度 | 間隔 | 1番目の緯度,経度 | 2番目の緯度,経度 |
---|---|---|---|---|---|
IR1-IR4 | 3000 | 3000 | 0.04° | (59.98N,80.02E) | (59.98N,80.06E) |
VIS | 12000 | 12000 | 0.01° | (59.995N,80.005E) | (59.995N,80.015E) |
(参考)データファイルをGrADS .ctl形式で記述すると次のとおりです.
dset IMG_DK01IR1_%y4%m2%d2%h230.geoss title MTSAT-1R IR1 options yrev little_endian *<-実際はbig_endianだがGrADSのバグのため undef 1024 xdef 3000 linear 80.02 0.04 ydef 3000 linear -59.98 0.04 zdef 1 linear 1 0 tdef 1 linear 01JUL2005 1hr vars 1 ir1 0 -1,40,2 count num endvars
データ
チャンネル | 期間 |
---|---|
IR1-IR4 | 20050628-(一部データの欠損あり) |
VIS | 20060208-(一部データの欠損あり) |
ダウンロード
ftp://hmwr127.cr.chiba-u.ac.jp/
データの読み出しには,サンプルプログラム readMTSAT-1.02.tar.gz(1191) を参考にしてください.(プログラムは自己責任で利用してください.readMTSAT-1.01.tar.gzに同梱のcount2tbb.cの61行目(CN->Tbb内挿)の符号が逆になっていることの御指摘を受け、修正いたしました。)