研究内容 > 大気データ取得用ライダー装置
ADCL (Atmospheric Data Collection Lidar)
 
  衛星や地上観測データを用いた地球表層環境のリモートセンシング計測において、大気環境データはその重要な一翼を担っています。とりわけ、大気中のエアロゾルと雲の光学的な特性については、IPCCの最近の報告にも記載されているように、地球環境の近い将来に大きく影響するにもかかわらず、科学的な把握がなお不十分な状態にとどまっており、その早急な対応が求められています。CEReSでは、2011年8月、放射収支や衛星データの大気補正において不可欠なエアロゾルの光学特性やエアロゾルと雲の相互作用の定量的な計測を行う目的で、新しい多波長ライダーシステムを導入しました。装置構成は、散乱体の形状分布が計測可能な多波長計測装置と、面的・立体的な計測が可能なPPI (PPIはPlan Position Indicatorの略)モード計測装置を中心としています。可搬性も考慮した多波長構成のコンポーネント化を図り、レーザー装置と望遠鏡が一体 (モノスタティック) および離れた (バイスタティック) 配置など、多様なニーズに対応可能なシステム構成を採用しています。同時に、多波長ネフェロメータなど地上の支援測器による地上計測データの収集を行って、雲のある場合にも定量的かつ信頼性の高いライダー信号解析を実現することが可能になりました。 最近の成果については、下記のSPIEニュースルームの記事をご参照ください。
http://spie.org/x91184.xml?ArticleID=x91184

   As pointed out in recent IPCC reports, our understanding of the optical properties of aerosols and clouds is still insufficient, in spite of its importance in radiation budget studies. In August 2011, a novel multi-wavelength lidar system, named ADCL (atmospheric data collection lidar), has been installed at CEReS. Ground-based instruments that measure the scattering as well as absorption properties of aerosols are combined with multi-wavelength lidar system, thus enabling the retrieval of detailed atmospheric optical properties for both cloud-free and cloud-covered situations. Please visit the following SPIE Newsroom site for more details: http://spie.org/x91184.xml?ArticleID=x91184.


Plan-position indicator (PPI) unit, multi-wavelength lidar unit, and aerosol measurement unit of the CEReS ADCL system.


イメージングライダー Imaging Lidar
(Ashra project)
イメージングライダーの開発と、それによる大気エアロゾルの三次元リアルタイム計測
多波長ミー散乱ライダー Multi-wavelength Mie Lidars ライダー(レーザーレーダー)を用いたエアロゾルの測定

>> HOME