コア科目 「災害を知る」 受講者用ページ

2011年度資料


シラバスに小テストと書いてあったことで混乱しているとのメールを複数の方から頂きました。評価方法について明確ではなかったことはご容赦ください。その上でお願いです。このコア科目は生きる知恵を学ぶ場です。どうか、“学ぶ”ことを“点数”の前に持ってきてください。環境学と同様、災害学も関係性探求型科学(普遍性探求型ではなく)です。日々の知識、経験の積み重ねが大きな力を生みます。講義で話したことは一部に過ぎず、知識の断片の数値評価は災害学には向きません。この講義をきっかけとして自分で関係性を見つけることの重要性に気づいてほしいと思います。その関係性とは人と場の関係性です。自然の仕組みを理解し、自分や家族、社会を守る力を身に付けてください。


平成25年度レポートの課題

課題1と2について記述してください。レポートはA4サイズで、1枚目は表紙として学部・学籍番号・名前を記入してください。課題1および2はそれぞれA41枚に纏め、全体で3枚とすること。

課題1 [過去の災害を忘れないこと] 最近の10年間に日本で起きた災害で、あなたが重要(記憶に留めておきたい)と思う事例を5つ取り上げ、誘因と素因について箇条書きで記述しなさい。
誘因と素因についてはガイダンスで説明しましたので講義資料を参照してください。「誘因を理解することは災害について知り、防災、減災を達成するための基礎知識であることは間違いありませんが、それだけでは人間と自然の関係性における問題である災害の全体像を知ることにはなりません」。このことをよく考えて記述してください。
課題2 [災害をわがこと化して備える力を身につける] ひとつの災害を仮定し、災害発生前から災害発生後まで、あなたの疑似体験をシナリオの様式で纏めてください。
ハザードの大きさについては過去の事例を参考にすること。大きな想定を行いたい場合は、それを引き起こすメカニズムズムについても記述があると良い。例えば、内湾である東京湾の海岸線から約4kmはなれ、標高約20mの台地上に立地する千葉大学西千葉キャンパスに於いて10m高の津波を想定する場合、平野で土石流や地すべりを想定する場合など(あり得ませんが)。ハザードの記述の正確さは評価の対象です。様々な“気づき”について記述すると評価の対象になるかもしれません。
締め切り:7月2日(月)午後4時
他の講義の試験、レポート準備が始まる前に締切を設定しました。
提出場所:総合校舎A号館東側レポート提出ボックス

情報伝達窓口 http://dbx.cr.chiba-u.jp/edu/lec/saigai/

レポート未提出者へ連絡(昨年の連絡事項ですが参考にしてください)


目次

   
ガイダンス 第1話 水害 第2話 土石流・崩壊 第3話 地すべり 第4話 火山災害 第5話 地震・津波 第6話 地盤災害・海岸侵食 第7話 文明社会と災害

 4月16日:ガイダンス

講義資料のダウンロードはここをクリックしてください

・講義資料はPDFファイルです。閲覧にはAdobe Readerが必要です。アイコンをクリックしてダウンロードできます。
・一部うまく変換できていないGIFアニメーションがありますが、オリジナルのURL(ホームページアドレス)を参照してください。

4月23日 水害

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最後まで行きませんでしたが、資料を参考にして勉強してください。わからない点があったらメールで質問をください。その際、件名に【災害を知る】と入れて、名前を明記すること。

洪水地形の判読演習

講義では触れませんでしたが、洪水地形の判読にチャレンジしてください。

重要リンク(リンク切れございましたらお知らせください)


 4月30日 土石流・崩壊

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本日の講義

話しすぎてずいぶんはしょってしまいました。重要な点は、災害学は関係性探求型科学であるということ。複数の要因が重なり合って災害を引き起こしている。その関係性を一つ一つ解きほぐしていくことにより、災害を理解し、防災・減災を達成することができるということ。原理がわかると、何でも解ける、という問題ではありません。この考え方を身につければ、社会に出たときに遭遇する問題の理解と解決に役立つと思います。

千葉県災害履歴図 昭和57年

リンク : WEB上に動画がいくつかあります。キーワードで検索してみてはいかが。


 5月7日 地すべり

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土砂災害に関する地形判読演習

地形図、空中写真から土砂災害の可能性を判読するスキルを身につけてください。空中写真の実体視(立体視)はウィキペディアのステレオグラムの項目に説明があります。

リンク


 5月14日 火山災害

講義資料のダウンロードはここをクリックしてください

リンク


 5月21日/5月28日 地震・津波

講義資料のダウンロードはここをクリックしてください(2012年5月28日更新)

東日本大震災については積極的に学ぶとともに、過去の震災についても理解を深めよう。。

参考になる書籍

別にアマゾンの回し者ではありません。重要だと思ったら好きなところで探してください。

 5月28日/6月4日:地盤災害・海岸侵食

講義資料のダウンロードはここをクリックしてください


 6月4日 文明社会と災害

講義では時間切れとなってしまいましたが、下記を参考にしてください。


 気象庁

 国土交通省 河川局トップ

 季刊 防災科研ニュース

 神戸市河川モニタリングカメラシステム

 京都大学東南アジア研究所によるサイクロン「ナルギス」関連情報

 岩手・宮城内陸地震

 アジア防災センター

フィリピン、バングラディシュで台風、サイクロンに伴う被害が出ています(2009.5)。

 アジアの10年−1990年と2000年のランドサット画像

災害の現場を見てください。中国四川盆地西縁の断層もはっきり見えます。ミャンマー、イラワジデルタではこの10年で土地利用がだいぶ変わっています。ミャンマーでは90年代に中国製のポンプが輸入され、乾季にも稲作ができるようになりました。まだ十分に三角州の土地条件に適応できていない方々が被災してしまったのかも知れません。なお、画像表示にはプラグインのインストールが必要です。うまくいかない場合は近藤まで連絡ください。

 新潟中越沖地震関連情報

柏崎周辺の地すべり地形分布図画像データ

今回の地震による地すべり活動についてはまだ、十分な情報は得られていませんが、防災科技研の井口隆先生によるページを紹介します。

2004年新潟県中越地震による液状化現象と液状化発生地点の地形・地盤特性(PDF)

若松ほか(2006)、土木学会論文集C。今回の地震による被害が多かった柏崎では、2004年には液状化が多くの地点で発生しています。3年後にまた地震に見舞われてしまいました。どのような地点で被害が大きかったのか、今後検証していくことにしましょう。


【ニュース】

内閣府防災情報のページ

資料2資料3はここからも取得できるようにしました。

日本学術会議から以下の答申が公表されました(平成19年5月30日、地球規模の自然災害に対して安全・安心な社会基盤の構築委員会)。この講義を受講して災害に興味を持った方は覗いてみてください。

国土交通省はハザードマップポータルサイトを起ち上げました。あなたの町のハザードマップを探してください。


問い合わせは近藤(kondoh)まで。@faculty.chiba-u.jpをつけてください。内線は3834です。