論文の書き方・発表の仕方

「文明社会の野蛮人」という言葉を知っていますか。もとはスペインの哲学者、オルテガの「大衆の反逆」という著作から出てきた言葉です。「我々の生活は科学技術の恩恵を受けて成り立っているが、その背景を知らず、誰のどのような努力、援助、犠牲、投資、等の上に成り立っているかに気がついていない人」、こんな風に理解していますが、これを敷衍すると、「自分の生活が誰のどんな努力、援助、犠牲、投資、等で維持されているか気がついていない人」ということになります。ゼミも同じです。みんなの支援を受けて自分がいる。みんなが聞いて良かったと思える発表を行えるように努力してください。

研究は発表しなければ何もやらなかったことと同じである
成果を出すことに責任を持ち、出した成果に責任を持つこと
ゼミは参加者全員のためにならなければならない

目次


ゼミにおける発表の留意点

1.論文紹介

以下の観点に沿って発表しましょう。

論文はどこにあるか

その他、学会や大学のホームページで公開しているサイトを探して見ましょう。

2.研究発表

以下の観点に注意して発表してみてください。

卒業論文提出までのスケジュール

人生締め切りばかりです。でも、締め切りが良い仕事の生みの親でもあります。締め切りを念頭において、逆算して“今何をやるべきか”考える習慣をつけましょう。

論文作成の留意点

筑波大学山中勤先生による科学論文の書き方グラフの正しい作り方

1.目的  2.手法・データ 3.結果 4.考察 5.結論 謝辞 引用文献