Last update: 18 July 2018, by database and public relations committee, CEReS Chiba University, Japan

2018年の大規模災害・顕著現象


 リモートセンシング画像で捉えた大規模災害・顕著現象(いわゆる異常気象や珍しい気象現象など)について、Web上の情報源や画像などを紹介しています。

2018年の大規模災害・顕著現象



「平成30年7月豪雨」、前線及び台風第7号による大雨等により甚大な被害(2018年7月6~7日)

 平成30年7月6~7日にかけて前線が活発化し、降水域が帯状に連なって九州や四国、中国・近畿地方に至る西日本の広範囲に大雨をもたらしました(平成30年7月豪雨)。今回、その活発な前線の様子を赤外画像でとらえました。特に活発な雲域部分をカラーで色づけしています。また、先立って6月29日に発生した台風7号は東シナ海を北上、その後北東に進路を変え、7月4日に日本海で温帯低気圧に変わりました。その影響もあり、暖かく湿った空気が日本に流れ込み、西日本を中心に広い範囲で記録的な大雨となりました。また、今回、岐阜県、京都府、兵庫県、岡山県、鳥取県、広島県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県の1府10県という広範囲に特別警報が発表されました。

 YouTube動画は下記よりご覧ください。


 下記画像は、ひまわり動画より抜粋したものです。

■北上する台風7号


■広島・岡山にかけて活発な雲の様子


■愛媛付近にかかる活発な雲


■レーダーアメダス合成値(7月4日から9日にかけて)




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